QNAP NASからリモートサーバへのSSH接続時に参照されるはずの ~/.ssh/config の設定が効かないなぁと調べたら config の置き場所だけは異なったいたので、そのメモ。(QTS 4.5.4.1741)
具体的には以下のとおりに異なっているので期待通りの設定が反映されなかった模様。
一般的な表現 | QNAP NAS の admin ユーザの実態 |
---|---|
~/.ssh/authorized_keys | /root/.ssh/authorized_keys |
~/.ssh/known_hosts /root/.ssh/known_hosts | /root/.ssh/known_hosts |
~/.ssh/config | /share/homes/admin/.ssh/config |
なぜ?
ssh_config (5) には $HOME/.ssh/config との記述があり、$HOME は /root なのだが /etc/passwd でのホームディレクトリを使用するようだ。
[~] # cd [~] # echo $HOME /root [~] # cd ~/.ssh [~/.ssh] # pwd /root/.ssh [~/.ssh] # grep admin: /etc/passwd admin:x:0:0:administrator,XXXX,,:/share/homes/admin:/bin/sh
QNAPにログインしている人は認識済みだと思うが、実際にはマウントやら、シンボリックリンクで飛ばされまくるので物理パスは異なる。
コメント